ここんとこの読書
11月16日(土)読了。
ネットのなにかの記事でレビューを読んで京都市図書館で借りた。
冒頭にでた主人公のひとりの描写、動きから30歳代後半~40歳代の印象だったのが設定は25歳だったのと、登場人物のとある場面にあるしゃべり方に違和感を感じたものの、読みやすく、またほぼ知識のなかった事件発生から捜査の進む具合、法廷の様子がわかりやすく書かれてあり、おもしろかった。
さいきん松山市でもあったように、警察が犯人の目星を見つけたら、ほかの可能性はさっさと捨て置いて無罪だろうが有罪だろうが、一丸となって犯人仕立て上げるのって現実にふつうのことなのかなあ…と思うと、おそろしくなった。
「わたしの本棚」、仲良くしてるひとのうちのひとつの壁は本棚で埋まっていて
しかもわたしの好きそうな本でいっぱい。ちょこちょこ、気がむくと本棚を眺めて借りています。この「能登怪異譚」は、わたしが
「読んだことないけど、岩井志摩子はおもしろそう」
と言ったところ、彼が
「あれは、能登怪異譚のまねっこだよ。半村良のほうが、断然すごいよ」
というので借りてきたもの。
数時間で読了。
なるほどね。
岩井志摩子の「ぼっけえ きょうてえ」も京都市図書館で借りて読んでみるとしよう。
は、挫折して読了せずに返すことになりそう。